安藤さんお久しぶりです。 [Domusヴェネツィアツアー]
ホテルのインフォデスクでみつけたDMが面白そうだったので行ってみると・・・なんと、安藤さん!おひさしぶりです〜〜〜〜!!!安藤忠雄さんがリノベートした美術館だったのだった。

残念ながら館内は撮影禁止だったけれど、ベニスカードのおかげで半額で入れるし、なんといっても建築がイタリアの昔の建物と違って歩きやすく安心した。エントランスホールが3階まで吹き抜けになっていて、そこに飾られたUrs Fiseher(ニューヨーク在住スイス人アーティスト)の作品が来場者を迎えている。この展覧会はフランソワ・ピノーという人のコンテンポラリーアートのコレクション展。一口にコンテンポラリーアートと言う作品をただ集めただけではなく、"Where are we going?"というタイトルからもわかるように、コレクションの2つの方向性によって作品がセレクトされている。一つは抽象主義、心霊主義へと向かう方向、そしてもう一つは社会的告発へと向かう方向。後者が特に取り上げられやすいけれど、抽象作品は暴力的でなく、見る人が現代の混沌に対して何かしら自分の内面の考えに刺激を貰えるようなものになっていておもしろかった。
そしてこの美術館というのが、Palazzo Grassi(パラッツォ グラッシ)という18世紀に建てられた建物で、今年4月に安藤忠雄さんによって改装されて新しくオープンしたのだそう。安藤さんの建築に見られるミニマリズムのスタイルとグラッシの古い建築の融合が気持ちいい空間だった。関係ないけれど、何より、トイレが良かった。イタリアは日本みたいにトイレがきれいじゃないから。
そしてミュージアムカフェでランチをしたのだけれど、実は"Vecio Fritolin"という有名レストランの特別メニューなのだそう。落ち着いてきれいに整った白い空間でおいしいランチ。イタリアでは主流なアウトサイドテーブルでいただくスローフードとは違って、久しぶりにすべて整って、きれいな空間でオーガナイズされた食事。日本のカフェに帰ってきたような気分に浸ったのだった。というわけで、ベネツィアで何ともいえず、安藤さんお久しぶりです、と言ってしまったのだった。

写真はカナルグランデから見た"Jeff Koons"(ニューヨーク在住アメリカ人アーティスト)の作品。
ベニスの写真はこちらへどうぞ。

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